気分が変わりやすい僕のことではありますが、時としてスランプのような状態に陥って、記事が一つも書けないときがやってきます。「とにかく1記事上げよう!」と思うのですが、なんとなく気が進まない。しかしこういうときこそ、分析をするチャンスです。何が妨げとなっているのか?今の気分を考えてみました。
少し欲が出てきた

More sweets please!!
書き始めは「とにかく書きたいことを書きたいように書けばいいさ」と始まったこのブログ。おかげさまで当初の目標だった100記事には到達しましたが、最近「SEOを学ぶ」と称して、色々アクセス向上の技術をネットで調べることが多くなりました。
気が付くとJetpackとGoogle Search Consoleの画面ばかり見ている
SEOにはいくつかの段階があるのだろうと思います。
- Googleなどの検索、SNSや外部リンクから自分のブログに人を引っ張ってくる技術(仮に「集客」と名付けます)
- 自分のブログに来た人に興味を持たせ、滞在中に複数の記事を閲覧してもらう技術(「回遊」とします)
- サイトを読み終わった人が、なんらかのアクション(シェア、ブックマーク)をしてくれる技術(「拡散」とします)
この「集客」「回遊」「拡散」のうち、このサイトは明らかにテーマが個人語りに偏っているので、多分「集客」と「拡散」には限界があるのだろうと思っています。もう少し一般の人が興味を持てそうなテーマに絞れば、そこは改善できるのかも知れません。
そこで記事の内容をブラッシュアップすれば「回遊」が強化されるかとも思ったのですが、意外と直帰率も高い。
気が付けば、いつもJetpackのアクセス数と、Google Search Console(略してサチコ)の「クエリ」で、どんなキーワードが検索されているかを確認することが日課になってしまいました。そして、その増減で一喜一憂する日々…、
やばい、いつもの癖が始まった。
原点に戻ろう
こういう時こそ、自分がこのサイトを始めたきっかけ、原点に立ち返らねばなりません。
- 僕がこれまでやってきたこと(あえて半生と言おう)は必ずしも一般的な経験ではないので(他人に言わせればむしろレア)、これを一旦ブログに落とし込んで知らない人にもシェアしよう
- 僕がこれから商人として大成するために、ここにいたる道筋とこれから僕がやることをライフログとして残していこう
- 自分を一つブランディングしてみよう
そう、最初はせいぜいこの程度でしかなかったはずです。それが、いつの間にか「アクセス数を伸ばして広告収入を増やしたい」とか、なんか変な欲が出てしまっている。それが、「SEOの教科書通りのページを作って、たくさんアクセスが来てくれるようなページ造りをしなければいけない」という、変な縛りを作り出す原因になっている。
今考えていて、そんな気がしてきました。
文字数が足りなくても良い、画像が少なくてもいい
SEO対策の教科書とかページを見ると、本当にどうでもいいような小さなポイントが実は大事みたいな記載が多くて、時々それに左右されそうになります。タイトルは必ず全角32文字以内で狙ったキーワードを左から順に入れていくとか、文字数は多ければ多いほど有利なので最低でも4000字は書けとか。
恐らくそれはそれで合っているのでしょうが、でも結局、検索による流入というのはもう最初の時点でボリュームが決まっていて(例:●●というキーワードなら月に××万件の検索がある)、言い方はアレですが、その中でのパイの奪い合いが要するにSEOゲームだと思うのです。
僕も当然こういうサイトを公開するからにはそれなりにアクセスも欲しいとは思うのですが、でもそういう欲を出す前に、このページは僕という人となりを不特定多数の人に開示することで、結局は自分の中で過去に整理をつけるための場所でしかなかったはずです。
僕はそういう大事なポイントを、ここ何日かで失いそうになっていました。
そうだ、アクセスが少なくて全然いいじゃん
加えて、アクセスが少ないことは現段階では逆にいいことでもあるのです。というのは、来訪者が少なければ、それだけじっくり自分のサイトをいじれるわけですから、何か不具合があったり慣れないために修正点があったとしても、人知れずこっそり直して知らん顔していられるからです。
もしこれが人気サイトとかアクセスが多い場所であれば、ちょっとしたミスが一瞬で拡散されてしまうかもしれず、ある意味こういう裏街道でぼちぼち始めていることによる恩恵だってあるのかも知れないのですから。
いずれにせよ、まだ立ち上げたばかりだから焦るな
最後は自分に言い聞かせることですが、「あせるな」ということですね。
本来こんな文章は勝手にチラシの裏にでも書いて捨てて置けばいいのですが、なんとなくこういう記事を書いておくのもライフログとしてはいいかな、とも思うので、あえてPublishすることにします。
(了)
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