【海外出張の達人】序

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さて、「海外出張の達人」なんて最初から大上段に構えてしまった。しかし、海外出張中のトラブル対処とその解消においては僕はかなりのプロフェッショナルである。これまでの10年以上の経験を活かして、様々なトラブルの種を未然に摘んできた自負もある。かつては職場で限られた人を相手にそのノウハウを提供して喜ばれてきたが、せっかくなのでオンラインで広く一般に、僕の考え方ややり方をシェアしたい。まあ、こういう人もいるということで、参考に(あるいは反面教師に)していただければ。以下、気の向くままにシリーズとして記事を書く。

最初に、心構えのようなもの

海外旅行/出張における最大の失敗、最悪な失敗とは何か。それは、ぼったくりレストランでの高額請求でも飛行機に乗り遅れることでもましてポケットのiPhoneをスラれることでもない。旅慣れた人々には自明のことでも、旅を始めたばかりの人にとっては認識が甘いことが多いので一番最初に掲げておくと、海外出張における最悪の失敗とは「生命を失うこと」である。

何を当たり前なと思うかも知れない。しかし海外においては生命と身体の安全を確保するためには、いくら注意してもしすぎることはない(英語構文みたいだ)。例え何かトラブルがあっても、基本的に五体満足で怪我や病気をせず元気で帰ってくることさえ出来れば、まずはそれを以て満足すべきだし、旅の第一目的は果たされたとみるべきなのだ。

これまで業務出張だけでも50回以上海外に出ていてプライベートを含めればもっと多く渡航する中で色々な人と同行してきたわけだが、その中には不幸にして現地で生命をなくした人や(後処理が本当に大変だった)、それに近いレベルの怪我をしかねない危険を冒した人もいる。僕はアテンド的な立場に立つことが多かったから、旅行気分で甘く見ている人々に冷や水を浴びせて、少し脇を締め直してもらうためにあえて厳しい言い方をすることも多かった。

安全慣れした日本ではそういう考え方はあまりないが(最近はそうでもないが)、色々な旅を振り返ると、やはり安全はカネで買うものだと思う。ちょっとした節約気分で乗った格安エアラインで問題が生じたり、安いホテルでトラブルに巻き込まれたり。借上車の代わりに流しのタクシーを利用して事故にあったり。

全てのトラブルがカネで防げるわけではないが、しかしより上位のサービスを利用することによって防げたはずのトラブルも少なくはない。個人的に。まして会社の業務出張であれば、多少無理をしてでもより安全性の高そうなオプションを選ぶべきだと思うし、そのための出費は惜しむべきではない。

幸い、僕の職場はそういう考え方をしている人が多かったので、割と勉強になるカネの使い方をさせてもらったと思っている。

海外ではほんの小さな「情報」が死命を制する

この際、あえて僕は「インテリジェンス」とは言わない。僕が海外出張/旅行で重視する「情報」とは、例えば駅に直結した今夜のホテルに最短距離でたどり着くためには〇番出口から出るとか、特急電車が発車するプラットホームは〇番だとか、クレジットカードを紛失した際の電話番号は何番だとか、その程度の小さな情報のことである。

しかし本当に小さな、大したことなさそうな事柄に限って、お偉いさんだとか同行者をアテンドする出張では、緊急の場面で大きな問題となることも多い。これについては追って実例をもとに紹介していきたいが、個人旅行で楽しむ行き当たりばったりと、業務出張ではおのずから必要な情報の精度が異なってくる。まさに情報が死命を制する場面もないわけではない。

本カテゴリでは、そういうことを自分でもより深く考えながら、「安全な海外出張」についてより深掘りしていきたいと考えている。

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