【福島県シンガポール通信第10回】郡山市主催「郡山市民の翼」ご一行来所(活動支援)2007.11.14

福島県シンガポール通信
Visit by Koriyama city delegation, 2007

(本稿は2007年に福島県国際課HPに掲載された原稿を再構成したものです)

「郡山市民の翼」シンガポールへ

私の地元である郡山市が毎年主催し、一般市民が参加して研修を行う「郡山市民の翼」という事業があります。今年2007年はシンガポールと香港を訪問するということで、原郡山市長をはじめとする参加団がシンガポール入りするという情報が、11月になってJTBシンガポール支店を通じて当事務所に入りました。

研修のテーマの一つである
「インバウンド・アウトバウンドを含めた日本と東南アジア地域の国際観光事情」
について、市長と市職員の方々、そして郡山商工会議所の方々に事務所にお越しいただいて、所長から最新事情につき情報提供することになりました。私も地元の方々が来るということで、とても楽しみにしていた案件です。

寡聞にして知らなかったのですが、郡山市内の高校でも、私の母校の安積高校や帝京安積高校が今年の修学旅行でシンガポールに来ているというではないですか。私が高校生だった頃は奈良京都が定番でしたが、時代の変化を実感する話です。

この話を聞いて思い出したのが、安積高校の110周年事業でイギリスに行った時のことです。当時、日程の中に「イギリスで活躍する先輩との懇談」ということで、当時TBSのロンドン支局長だったOBの方等と一緒にランチを取り、現地の情報を色々教えていただいたことがありました。

別に私は活躍はしていないのですが、せっかくこの国にいるので、今後福島県内の高校でシンガポールへの修学旅行を予定している学校があれば、ぜひ一度事務所に立ち寄っていただきたいと思っています。

参加団が当事務所を訪問

以前のレポートでも書いたと思いますが、日本に観光に来る外国人はどちらかというと定番化してしまった大都市に滞在するよりも、地方都市に滞在し体験型の旅行をすることを好む傾向にあります。また、シンガポール人については食に対する関心が非常に高いということを、過去の観光フェアに参加した経験から所長が説明してくれました。

一方で参加団からは、郡山市として今後どういう観光誘致対策をしていくか、そういった観点で今回の「市民の翼」のご一行は見聞を広めたいと考えているとのことで、説明が終わった後シンガポールや東南アジア地域の観光について色々と質問がありました。

その後、原市長とJETROの大高氏から記念品をいただき、無事事務所訪問は終わりました。

夕食会で大高会長とお話

その後、歓迎夕食会が市内で開催されお招きにあずかったので、所長と二人で出席し様々な意見交換をして参りました。

特に嬉しかったのが、前々から名前を存じ上げていた大高氏の隣の席に座るという幸運を得たことでした。氏の経営する会社の話やベトナムの話、またシンガポールの印象などについて長時間に渡り色々とお話しできたのが、最高に楽しかったです。僕にとって大高さんは立志伝中の人物でしたので。

また、郡山市の幹部職員の方々ともお話し出来、地元に対してどのような貢献が出来るのか、国際交流をどう捉えていくべきかなど語り合うことが出来たのは大きな収穫だったと思っています。

再び地元紙に登場

後日談になりますが、1週間後の地元紙に今回の「郡山市民の翼」の記事が載ったのですが、私が記事の中でクローズアップされてしまい、県内にいる知人の方々から「頑張ってるのね」と連絡をいただいたのも、なかなかない楽しい経験でした。


とにかく、福島県がらみの案件なら何でもお手伝いしますのでご連絡お待ちしています!県内自治体関係者の方々、よろしくお願いします。

(了)

続きはこちら↓

https://schliemann.tokyo/fukushima-tsushin-11/

コメント