【福島県シンガポール通信第08回】フィリピン共和国ブラカン州訪問団をシンガポールで受け入れ 2007.9.29

福島県シンガポール通信
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(本稿は2007年に福島県国際課HPに掲載された原稿を再構成したものです)

始まりはいつも突然に

始まりは一通のFAXでした。
8月31日に、フィリピンの地方自治体開発基金という団体から、突然所長宛に次のようなFAXが届いたのです。

「フィリピンにあるブラカン州内の自治体職員23名が、研修でマレーシアとシンガポールを訪れます。ついては、9月29日(土)にそちらの事務所を訪問したいのでよろしくお願いします。」

…土曜日に訪問?と少し疑問に思いましたが、ブラカン州は昨年度、我々CLAIRが訪問していくつか自治体を回らせてもらった所です。電話して確認しましたが、行程的に土曜日の訪問をお願いしたいということだったので、こちらも交流を深める良い機会ですので対応の準備をすることにしました。

事務所プレゼン

通常、事務所の来訪者に対しては「CLAIRの活動」と「シンガポールについて」のいずれかのテーマで、所長か次長にプレゼンをお願いします(英語の場合は現地採用の調査員に同じテーマで発表してもらいます)。今回はフィリピンからの来訪者ということで、彼らは非常に英語に堪能であるので「せっかくだからプレゼンを全て英語でやろう」というアイデアを所長からいただき、プレゼン資料の作成に着手することになりました。

所長が「日本の地方自治体制度の概論」
T調査員が「CLAIRシンガポールの活動について(フィリピン向け)」
そして私が「日本の自治体における姉妹都市・国際交流の現状」
という順番でプレゼンをします。

福島県をプレゼンPR

いくつか仕事が錯綜する中でプレゼン資料をイチから作るのはちょっと大変でしたが、幸いなことに東京本部で過去に行った姉妹都市の調査資料があったので、それをもとにプレゼン資料をパワーポイントで作り、自分で英語の発表原稿を書き、調査員の校正を経て見事完成しました。地元福島県のネタ(二本松市の姉妹都市交流)も盛り込んでバッチリです。

当日

さて、訪問当日になりました。9時の到着と聞いていたので8時に出勤して最後の準備をしていたら、T調査員の携帯が鳴り「8時30分過ぎに着きます」という連絡が。ええー。仕方がないので準備もそこそこに1階ロビーまで迎えに下ります。ちょっとアバウト過ぎるんじゃなかろうか。その辺がフィリピンの人々の愛すべきところでもありますが…。

そうこうするうちにバスが職場ビルに横付けされ、ブラカン州の自治体職員の方々が大勢やってきました。団長のFloraさんと握手して出迎えましたが、他の訪問団員はそれどころではなく、ロビーでバラバラに記念撮影をし出したり、バスに忘れ物を取りに戻ったりで大騒ぎです。
結局、警備員以外誰もいない土曜日のロビー中央で、私と調査員も入って集合写真を撮ることになりました。しかも希望者のカメラ台数分撮るので、時間がかかります。最後には、ビルの警備員から「写真はNG」とダメ出しをくらい、やっと騒ぎは収まりました。
この時点で8時40分ぐらい。

とりあえず全員にエレベータに乗ってもらい、会議室には案内したもののまだ時間が早すぎます。そこで、「マレーシアはどうでしたか?」「シンガポールの印象はいかがですか?」と色々世間話をするうちに、開始時刻となったのでプレゼンが始まりました。

 

英語プレゼンは楽しい

所長とTさんのプレゼンが滞りなく済み、そしてついに私の番がやって来ました。何度か事前に練習したもののやはり緊張します。

本当は文章を暗記してしまうくらい読んでおいてプレゼンに臨めばよかったのでしょうが、ついつい手元の発表原稿をのぞき込んで読み上げる形になってしまいます。まぁ仕方ありません。ちょっと早口になってしまいましたが、プレゼン自体は無事終了。その後、Q&Aセッションになってから私のプレゼン内容についていくつか質問が出ましたが、アドリブでなんとか切り抜けることが出来、最後に贈答品をいただいて無事終了となりました。

英語でのプレゼンをする機会はなかなかないので、とても貴重な経験になりました。また、フィリピンの自治体の人々とまた新しい繋がりを持てたのは大きな収穫だったと思います。このような機会がまたあれば、よりよいプレゼンが出来るよう頑張りたいです。
(了)

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【福島県シンガポール通信第09回】ベトナム投資環境視察ミッション同行(活動支援)2007.10.29‐11.3
派遣元からの活動支援依頼で、初めてのベトナムへ。ホーチミン、ダナン、ハノイを巡る駆け足の視察旅行に。

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