シンガポールマラソン2018を無事完走したものの、早朝スタートが色々面倒で、今年は別途ホノルルマラソンに参加しようと思っていました。しかし帰星中に意外な割引を発見、気が付いたら画面には「申込完了」の文字が…。
シンガポールマラソンは1回で十分と思っていたのに。
僕が2018年のシンガポールマラソンで初フルマラソンを完走するまでの軌跡は、別記事で色々と書きました。完走できて純粋に嬉しかったし、街中の名所を巡りながら走るコースも新鮮な感じで、自分としては充分にエンジョイできたので、まあ1回完走すればいいやと思っていたのです。
初参戦してみて、僕的に「ここはどうなんですかね」という難点?もいくつか見えたので、正直2019年は他の国で別なレースに参加しようと思っていました。そんな僕的ハードルをいくつか。
難点①:早朝4時半のレーススタートは正直きつい。

AM3時にプチ通勤ラッシュ発生
2018年のレースは早朝4:30開始だったので、遅くともAM3:30くらいにはスタート会場のF1ピット(シンガポールフライヤー横)に到着していないとなりません。当然ながらこの時間帯だと公共交通機関は全く動いていないので、参加者のオプションとしては
- 近場(歩いて行ける都心部)のホテルに泊まる
- ホテル/自宅からタクシーで向かう
- 事前に主催者側が募集するシャトルバスを利用する
の3パターンのどれかになります。
僕の住まいは北の方で、都心部から少し距離があるし、タクシーの事前予約は面倒だし、家族が車を出してくれる可能性も低いし・・・ということで、普通に③のシャトルバスに申し込みました。Share Transport Singaporeという会社が、$6で近くのショッピングセンターから会場までシャトルバスで送ってくれます。
このバスの出発時間がAM3時。ということは、僕が起きる時間もAM2時くらいなわけです。幸い、当日は寝過ごすことなく起床することが出来ましたが、家を出てから2㎞ぐらい、近所のショッピングセンターまで歩かなければなりません。あまり走り出す前に消耗はしたくないのに、こういう前準備がとても面倒でした。
難点②:都心部を走るのは日の出前、全然景色を楽しめない。

後半のイーストコーストパークでようやく明るくなります
2018年のコースだと、都心部のビル街やコース周辺の歴史的な建造物はほとんど前半21㎞のルートにあって、日の出前に通過してしまうので全く風景を楽しめません。僕の走力だと、ようやく太陽が昇ってきたころに、マリナバラージュを超えてイーストコーストパークに入ってしまったので、明るくなってから見えてきた沿道の景色は普通のイーストエリアの道路のみでした。実につまらない風景で残念に思ったことを覚えています。
難点③:最後の高速道路ブリッジが半端なく辛い。
僕は初回参加でもあったのであまり細かくコースを精査していなかったのですが、最後の38㎞地点くらいで突如高速道路の橋が目の前に立ちはだかったときには、正直棄権しようかと思ったくらい足が痛んでいました。最後のあの段階できつい上り坂を体験するのは正直一回でいいと思っていたので、正直また再度申し込もうとは思いもよりませんでした。
独立記念日限定割引にやられた
今年の夏休みはシンガポールにいたので、のんびり独立記念日のパレードでも(テレビで)観ようとゆったり構えていました。そんな8月9日、Facebookを何気なく見ていたら、Standard Chartered MarathonのSponsored articleでこのような画面が。

ほわっつ?
なんと独立54周年にちなみ$54!しかし200人限定

シンガポールも54歳に
小見出しの通り、8/9一日限りで54ドルの特別割引です。
これって今の強気なレートでいうと4000円ちょい。通常1万円近くかかる参加料を考えると、参加記念のシャツやらメダルやら、もろもろを考えてもとってもお得な値段です。しかし詳細を確認すると、シンガポール200周年(ラッフルズ卿上陸より)にちなみ先着順200人限定!
んー…。4000円かぁ…安いなあ。
…。
はっ!?気が付いたら、画面には「申し込み完了」の文字が。
どうやら今年も走るようです。シンガポールマラソン。
最後の決め手は「ナイトラン」
でも申し込みを決めた最後の決め手は、割引価格54ドルではないんです。というのは、昨年の参加者から寄せられたレビューをもとに、今年2019年はなんと夜間にスタートする「ナイトラン」での開催が決まったからでした。
当日はPM6時からスタートなので、まだ多少日中の熱は残っているかも知れませんが、日焼けを気にすることなく、また走り始めは綺麗な夕焼けを楽しみながら(雨さえ降らなければ)、心行くまでナイトランを楽しむことが出来るのです。仮に5時間かかったとしても23時過ぎには終わるわけで、帰宅する交通機関も色々あるので全く問題ありません。
これは好都合だ、申し込んでしまおう。ということで、無事200人のラッキーな申込者の仲間入りをすることが出来ました。良かった良かった。
しかし通常の参加者からは非難の嵐

通常なら1万円超えの参加料
上記を見てもお分かりのように、最速で申し込んでアーリーバード割引が適用されても115ドル、約1万円です。1日かぎりのスペシャル価格とはいえ、今回は半額以下の金額で、すでに申し込み済みの参加者にとっては納得がいかない大盤振る舞い(笑)。
Facebook上ではすでに申し込んでしまった参加者から、マラソン運営側に様々な非難の嵐が渦巻いていました…。まあ僕も逆の立場だったら「なんだよー」と思うかも知れません。
まとめ
毎年あるわけではない(現に2018年ではそういう話は一切聞かなかった)特別割引をゲットできたのも、これも何かの縁と思ってこれから約3か月、調整に励みます!
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