【旅行記】奥多摩・青梅日帰りの旅2019年6月

奥多摩・青梅の旅旅行記
奥多摩・青梅の旅
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最近、沼津や秩父といった東京近郊の自然豊かな街に出かけると、気分がとてもリフレッシュ出来て、日頃の疲れも癒されるように感じます。年齢のせいもあるし、いつも都心にいるのでコンクリートジャングルに飽きている面もあるでしょう。また一説に、「花鳥風月」という語は、年を取るとこの順番で自然の風物を愛で始めるという意味合いもあるらしく、確かに言われてみれば年々こういう風物が好きになってきている気もします。

そんな中、「奥多摩に行ってみたい」というリクエストが家人からあり、梅雨にしては悪くない天気になりそうなので、JR奥多摩駅と青梅駅の近辺を色々と散策することにしました。

都心からJRで行く奥多摩駅・青梅駅

朝早く、僕らは中央線快速に乗りました。東京駅からは大別して、豊田方面、高尾方面、そして青梅方面の快速電車が出ています。2本ほど他方面の電車をやり過ごして、青梅方面の電車に乗ります。平日なのでそれほど混んでおらず、車内は大体みんな着席出来ている程度の込み具合です。

まずは立川まで行き、そのまま電車を降りずに、西立川から青梅線方面に向かいます。荻窪~青梅が約1時間、その後青梅~奥多摩が30分強くらいの旅です。

快速運転とはいえ、途中からほぼ各駅停車になるのでかなりのんびりした旅程でした。特に西立川からは未知の駅ばかりだったので、「小作(おざく)」とか「河辺(かべ)」なんて、面白い読み方をするもんだと感心しながら青梅を目指します。立川を過ぎると電車のドアが自動開閉ではなくボタン開閉式になったので、その辺でもちょっと旅愁をそそられます。

荻窪を発ってから1時間後に、ようやく青梅に到着。しかし、奥多摩行きの電車は向かい側のホームからすぐの発車です。急いでプラットホームを横切り、座席を確保。

Transfer at Oume station platform

青梅駅プラットホームで乗り替え

青梅→奥多摩間は川に並走して高台に線路が走っているので、山並みに囲まれた谷を流れる清流を下に見ながら電車が進んでいきます。

線路は単線なので、途中で通過待ちなども含め30分強でようやく奥多摩に着きました。

遠かった。。。

奥多摩駅前を散策

ようやく到着しました。都心から大体2時間かかったことになります。この旅行時間の長さが、ある意味これまで奥多摩に行くことをためらっていた一つの理由と言えなくもありません。でも着いてしまえばこちらのものです。

奥多摩駅に到着

とりあえず、駅前にある観光案内所でグルメ地図や周辺の情報を仕入れ、朝食をきちんと取れていなかったので奥多摩駅舎2Fにあるオクタマエキウエショップ「ポートオクタマ」に上がってみます。

ポートオクタマで蕎麦を食べる

階段を上ると、結構広い店内でした。今年2019年4月13日にリニューアルオープンした駅舎なので、非常に綺麗で快適な空間になっています。

お昼には少し時間は早めだったのですが、お店の人に作れるか訊いてみると調理出来るとのことなので、ここで朝食代わりに蕎麦(1000円)を頼みます。

ツユは少し甘めですが香りが強く、蕎麦は二八と思しき細めの麺で非常に美味しくいただきました。これでハイキングをする準備万端です!

ちなみにこちらではお昼の蕎麦以外に、ビールやコーヒーといった喫茶系も提供しているので、窓から見える中央線のホームを楽しみながらコーヒーで一服するのも乙かと思います。

遊歩道に突入

さて、駅を出て右手に向かうと大きな橋があります。ここから、眼下に綺麗な初夏の清流が見えてきてテンションはすでに高いです。

橋を越えて、左手に行くと川沿いの遊歩道を歩くことになります。ちなみに僕は上半身ポロシャツ、下ジーンズにデッキシューズという街歩きの装備でここまで来てしまったので、正直こんな山道を歩くんだったら、もう少しまともな装備をしてくるんだったとプチ後悔です。

それでもやはり山の中のきれいな空気を吸っていると、清々しい良い気分になってきます。川を少し下っていくと、途中で釣りをしている人がいました。なかなかの良い風景です。

またこの川沿いの遊歩道には吊り橋がいくつかあり、それほど幅が広い吊り橋ではないので、橋の上で他の人とすれ違う必要があります。綺麗な自然の中で、知らない人と挨拶を交わすのもまた楽しい経験です。 2つ目の吊り橋だと思いますが、渡りきったところに階段があり、この階段を降りていくと河原に降りることができました。

河原からは大きな赤い橋が見えます。遊歩道のある川沿いを歩いていると、やはり蜂や虫が色々飛んできて、ポロシャツ1枚でいることに不安を覚えるので早々に切り上げることにしました。

お昼は白丸駅に

さてもう少し奥多摩の駅前を探検してもよかったのですが、時間的にそろそろお昼を食べる場所も考えなければなりません。家人が調べたところ、白丸駅近くに美味しいハンバーグ屋さんがあるとのこと。

「せっかくだから歩いていく?」
「絶対イヤ。電車。」

ということで奥多摩駅に戻ります。青梅線は1時間に1~2本しか走っていないので、1本逃すと30~40分ダウンタイムが発生するので、駅まで走ってギリギリ発車に間に合いました。

さて隣の白丸駅は無人駅で、降りる時に機械にSuicaをピッとやって誰もいないプラットホームから出ます。山を降り橋を越え、ようやく目的地のアースガーデンに辿り着きました。

アースガーデンでランチ

アースガーデンは室内席とテラス席があり、テラスからは澄んだ多摩川の清流を眼下に望むことが出来る、とても居心地の良いカフェ兼レストランです。

earth garden cafe

僕らはここで、お店おすすめのハンバーグセット250gとポークソテー、それに地ビールと名物のあわび茸のから揚げを頼むことにしました。なんといっても、電車旅の醍醐味は車を運転する必要がないので自由にアルコールが摂取できることです。

地ビールの銘柄は「多摩の恵」。福生市の石川酒造が作っているビールで、ボトルには瓶内発酵ビールと書いてあります。シャンパン同様に瓶内で二次発酵を行ったビールだそうです。実にうまい!

石川酒造
石川酒造公式HP

そして名物の「あわび茸のから揚げ」が運ばれてきます。あわび茸自体は知っていますが、から揚げ?と一瞬不思議な気がしたので注文してみたのですが、これが衝撃の食感と味!

から揚げと銘打ってありますが、どちらかというと素揚げに近い表面の食感です。そして、キノコの内部に程よく熱が通っていて、上からまぶされた岩塩の塩味とキノコの香り・味が口の中で混じりあって何とも言えない滋味を出しています。これは確かに名物なのも納得がいきます。

そして運ばれてきたハンバーグ。なかなかのボリュームです。

「柔らかいのでスプーンで食べて下さい」とお店の人。それではとスプーンでハンバーグを切ると、実に絵にかいたような肉汁が切り口から溢れ出てきました・・・。

テラス席からの眺めも最高で、実に素晴らしいランチタイムを過ごすことが出来ました。

昭和レトロの街、青梅

白丸駅でボリュームたっぷりなランチを食べた後、特に近辺ですべきこともなさそうなので、僕らは青梅駅に移動することにしました。11駅、約30分で青梅に着きます。青梅駅のプラットホームに降りると、もうすでに待合室からしてレトロです。さすが昭和レトロの街、青梅。

駅の地下連絡通路には、昔懐かしの映画看板のレプリカが大々的に掲示されていて旅愁をそそります。

駅の出口ではバカボンパパが出迎えてくれました。

街は不思議な看板とネコテーマでいっぱい

「昭和レトロ」をどう表現するか、というのは人によっても年代によっても違うのでしょう。少なくとも僕にとっては、あまりネタが古すぎるとついていけない場面も多いです。青梅の街を歩いていると、そんな訪問者の「昭和度」が試されるような展示に多く遭遇します。

タイミングよく右隅で避暑をする未知ネコ

映画をもじったのであろう各種ポスターが斬新過ぎて、もはや僕にとってはカオス状態。まるで新歓期の西早稲田キャンパスを思わせる無秩序ぶりです。

レトロ好きにはおすすめ

駅前には昭和幻燈館、青梅赤塚不二夫記念館と昭和レトロ商品博物館の3記念館があります。共通券を買えば800円で全部見て回ることも可能です。

ちなみに、Chienはフランス語で犬です。中に鎮座するスヌーピーがシュール過ぎる。

平日の午後、のんびりと看板を見て歩くだけでも十分楽しめる街並みでした。

青梅、一度は訪れてみる価値があるかもしれません。

(了)

コメント

  1. エル より:

    読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。続きが楽しみにしてます!