【福島県シンガポール通信第14回】シンガポール教育旅行セミナーで福島県PR(活動支援)2008.8.4

福島県シンガポール通信
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(本稿は2008年に福島県国際課HPに掲載された原稿を再構成したものです)

日本への修学旅行を呼び込むセミナー

会場は満員御礼の大盛況でした

近年、シンガポールでも中学校や高校のスタディツアーで海外を訪れることは全く珍しくなくなっていますが、今般シンガポールの学校関係者を対象に、JNTOとビジットジャパン本部が主催する「シンガポール教育旅行セミナー」がサンテックシンガポールを会場に開催されることになりました。いくつか地方自治体が自分の県について発表する中で、私も福島県を代表して教育旅行誘致のPRプレゼンを行ってきたので、当日の様子をレポートします。

各県がしのぎを削るプレゼン大会

今回のセミナーは、シンガポール教育庁関連の職員や、各学校でスタディツアーの企画を担当している教職員の方々、ならびに地元シンガポールの旅行代理店を対象に企画されました。福島県から私がプレゼンする以外に、仙台市や福岡県、熊本県、長野県と静岡県といったビッグプレイヤーがシンガポール人向けに地元の良さをPRします。いずれもシンガポールに職員を派遣している自治体ばかりです。

事前にどの県がプレゼンに参加するかを聞いていたので、駐在員仲間でもある各県の職員に「どんな感じでやるんですか」と聞いてまわりますが、中々手の内を教えてくれません。我が福島県に比べると、より素人向けの観光資源が豊富な他県のことですから、余裕綽々でプレゼンの準備をするのでしょう。こうしてはおれません、私も早速家に帰ってビールを飲みながら作戦を練ることにしました。

福島県の魅力を強力PR

幸い、私は昨年フィリピンのブラカン州から職員が事務所に来た際に英語のプレゼンについては経験済みなので、あとはどれだけ綺麗な写真を使って魅力的なプレゼンスライドを作るかがポイントでした。

福島県をよく知らない人にどう推すか?となると、まず第一に美しい自然、そして美味しい食を挙げることができます。外国の人は日本の歴史や風物について基礎知識を持っていない場合がほとんどなので、野口英世がどうとか会津白虎隊がどうと言っても全く伝わりません。

せっかくの修学旅行ですから、美しい自然(猪苗代湖、裏磐梯、いわきの浜辺、etc)と美食(ラーメン、そば、果物)をプレゼンに絡めてPRすれば、日本に癒しを求めているシンガポールの教育関係者には響くものがあるのではないでしょうか。そういう仮定の上に、どんどんプレゼンスライドを付け足していきます。

気が付いたら、30ページを超えるスライドが出来上がっていました。これを当日どれだけ削ってコンパクトに発表を収めるか、そこに私の手腕が問われてくるわけです。

そして当日、プレゼン本番

内容については、私はパワーポイントでスライドを組み上げるのが得意な方なので、動画を組み込んだり写真をふんだんに使ったりして、どちらかというと派手さに欠け他の自治体に比べると埋没しがちな地元福島の良さを、ビジュアル面から聴衆に訴えかけようというアプローチを取りました。手前味噌ではありますが、ある程度それは成功したのではないかと思います。

どちらかというとスライドの見た目で勝負です

プレゼンの後はQ&Aセッション

一旦各自治体のプレゼンが終了した後、ティーセッションを挟んで各自治体のブースで質疑応答が続きます。私のところにも、プレゼンした内容についてさらに深掘りした様々な質問が来ました。当初予想したよりも多くの訪問者があったので非常にうれしく思いました。さきほどのプレゼンで伝えきれなかった要素を、さらに深掘りして熱烈アピールします。

これで一件でもいいから教育旅行で福島に来てほしい。その一心で福島の良さを売り込んでいきます。

準備万端です

結果は上々

今回のセミナーの結果、シンガポールの3つの学校からより具体的な照会が来て、現在福島県国際課を通して来日スケジュールを検討中です(注:うち1校は、最終的に私の母校安積高校に生徒たちを派遣することになりました!)。

今後ともこういう機会があれば積極的に福島県のPRを推進していきたいと思います。

(了)

続きはこちら↓

【福島県シンガポール通信第15回】マレーシア・クアラルンプールMATTAフェア出展(観光PR)2008.9.5-8
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