【福島県シンガポール通信第17回】フィリピン・マニラEROPA会議出席(活動支援)2008.10.21-26

福島県シンガポール通信
Trip to Manila 2, 2008

(本稿は2008年に福島県国際課HPに掲載された原稿を再構成したものです)

今般、CLAIRの母体である総務省が参加している国際的な地方自治の連絡機関であるEROPAの総会がフィリピンのマニラで開催されることになり、私もフィリピン担当として現地でこの会議に参加してきたのでご報告いたします。

EROPAとは

EROPAとは「Eastern Regional Organization for Public Administration」の略称で、日本語では「行政に関するアジア・太平洋地域機関」と呼ばれています。東アジアの10か国程度が参画する、国際的な行政関連機関になります。

【参考:総務省自治大学校HP】

総務省|自治大学校|EROPA地方行政センター

その第54回総会が、今回マニラのトレーダーズホテルで開かれることになり、日本からは総務省自治大学校の教授陣が参加され、我々CLAIRシンガポールが現地でのアテンドを対応することになったのです。

会議では活発な意見交換が

基本的に日本から参加された教授の方々は、海外留学の経験もあり英語に堪能な方ばかりなので、我々が通訳をしたり会議そのものに口をはさむような場面は全くありません。堂々たるプレゼンテーションにじっくりと聞き入ります。

こういった場では研究や意見交換も大事ですが、各国の内政関係者とお話をしてコネクションを広げることが今後の活動の発展につながっていきますので、積極的に名刺を配り、こちらの存在をアピールすることが肝心です。休憩のティーセッション等を通じて、たくさん名刺を集めることに注力しました。

空き時間にはマニラ市内の視察も

こういう出張では、会議そのものももちろん大切ですが、オフタイムなどに現地視察をどう効率的にこなすかも我々アテンド係としてはそれなりの課題になります。今回は、会場近くの視察スポットに教授たちをお連れしました。

第二次世界大戦中の米軍兵士の墓地

フィリピンはカトリック国なので、マニラには美しい教会が点在しています。

三日間の会議日程を終え、無事日本から来られた皆さんをお送りして、今回の出張も終了となりました。こういう国際会議にも大分慣れてきましたので、今後の業務にこの経験を活かしていければと思います。

(了)

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https://schliemann.tokyo/trip-to-china2008/

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