久々にやってきました、2週間ぶち抜きの業務出張。今回はハイテク営業課のお仕事で、ロサンゼルスとデンバーを回った後、カナダに移動してバンクーバー訪問、そして東京に帰ってきます。秋も深まる11月の北米を訪れます。
まずは直行便でロサンゼルスに入国
今回の出張はハイテク部門の次長と営業マンの2名をアテンドします。成田を午後5時に出発したNH6便は、定刻通り朝10時前にロサンゼルス国際空港に到着しました。機内でANA自主制作プログラムを観ていたら、なんだかどこかで見た顔が吉木さんとツーショット。にくいねこのっ

Mさん!
僕はいつ来ても、カリフォルニアの澄んだ空が大好きです。もう11月だというのに、日中は汗ばむくらいの陽気でもあります。空港から目的地のTorranceまで、大体1時間くらいの車の旅です。
到着後、早速ホテルの部屋に荷物を置き、周辺の散策に出かけます。本当はLA市内にホテルを取りたかったのですが、今回の旅は長丁場でもあり、次の日に向かう予定の企業がここTorranceにあって朝の交通がやや心配なので、とにかくメーカーの近場に宿を取りました。お腹もやや減っているので、まずはメキシコ料理で腹ごしらえです。ご飯を食べたら少し眠くなったので昼寝します。本当はこれ、やっちゃいけないパターンなんですが。。そして気が付いたら夕方。

夕方の景色もとてもきれいです。
その後、近くのDel Aramoショッピングセンターに同僚と一緒にお買い物に出かけました。やっぱり西海岸はアジア系アメリカ人が多いので、入居しているお店も結構日系アジア系のお店が多いです。晩飯は、せっかくなのでローカル色が強いダイナーに行って食べました。そんなこんなで初日は終わり。

やっぱりアジア系の商店が多いですねLA。
新規開拓メーカー訪問その1
今回の出張では、全くイチから関係構築をする新規開拓メーカーを2社回る予定になっています。そのうちの一つ、ここLAのS社に同僚2名と一緒に出向きました。とても近い距離なのにタクシー運転手がきちんと玄関につけられないミスはありましたが、なんとか時間通りに先方の建物に着きました。
あまり詳しくは書けないのですが、このメーカーは製薬関係で画像解析に優れたソフトウェアを設計しているメーカーです。まだ立ち上げたばかりなので、社員といっても創業者二人も副業気味に経営している企業ですが、うちの営業さん曰く将来化ける可能性があるソフトウェアだそうで、弊社からは結構前のめりに突っ込んだアプローチをしていきます。こういう段階にある企業と、早いうちに関係構築をするのが一つ大事なことだそうです、
お昼は向こうの社長さんが、近くのショッピングモールの焼肉レストランに連れてってくれました。天気もいいし、なかなか良い気分でした。
そしてデンバーへ
次の日はLAからデンバーに移動します。日中でも30℃近く温度が上昇するロサンゼルスでしたが、デンバーに着いたら寒いったらない。今日の気温は10℃以上に上昇することはなさそうです。午後の便で、1時間半で高原の街デンバーに到着します。

デンバーの街は整った顔立ちです
これまでデンバーは主にトランジットで利用してきたので、街中をゆっくり見て回る機会はありませんでした。今回はAAPSという製薬系の展示会に弊社がブースを出展しているので、営業マンも4名すでに現地入りしていて、やる気十分で頑張っています。ここには3泊する予定なので、じっくりと街を見て回る時間もありそうです。

いつ来ても北米の秋は素晴らしい
展示会のブースは当番制なので、一日4時間くらい立っていて来訪者に対応することと、業界関係者との打ち合わせに通訳として呼ばれる以外は基本的に自由時間です。近くにあるショッピングセンターにファッション関係のお店を視察に訪れることにしました。

この展示会場にはどうやらクマが出没するようです
このCherry Creek Shopping Centerは街の中心部からは少し距離があるので、トラム電車とバスを乗り継いで1時間近くかけてようやくたどり着きました。建物だけでも3棟ぐらいの大きな島が連結された、よくある歩くだけで一仕事になってしまうショッピングモールです。いつも通りBrook Brothersを中心としてClarksなどゆっくり見て回ります。試着も割とカジュアルに出来るのでうれしいです。
そんなこんなでデンバー滞在3日間も無事終わり(強引な端折り方)、次は最後の目的地バンクーバーです。
バンクーバーは移民の街
初バンクーバーは11月でもありずっとあいにくの曇り空でしたが、それなりに充実した街歩きをすることが出来ました。今回はRobson Street沿いのホテルに泊まりましたが、市街地がコンパクトにできているので、バスや電車をうまく使えば結構短時間に主要なエリアは網羅できる街だと思います。
ここでも新規開拓したメーカーさんへの訪問が予定されており、僕らは軽い技術トレーニングも含め、この会社に2日間お世話になりました。幸い、このメーカーは中華系カナダ人の大学教授が興した会社で、現オーナーである教授の娘さんも純然たる中華系で、中国にも留学していたことがある英中バイリンガルの人物です。僕が中国語で話をしたら少なからず驚いたようで、シンガポールに住んでいた経験や家族の話などをすると興味をもって聞いてくれました。日本人らしくないということで、どうやら気に入ってもらえたようです。また、僕らの対応をしてくれた社員さん2名もどちらとも韓国系なので、なんというか不思議な感覚の一致があって、結構上手な意思疎通が出来るので大変助かりました。
一日目のお昼は、オーナーさんがよく利用しているバンクーバーのガスタウンという由緒あるエリアの、バーベキューグリルのお店に連れていってもらいました。ここのBBQは外側が本当に真っ黒です。といっても、ソースが軽く焼けて黒くなっているだけなので、炭臭いとか焦げているとかそういうことは一切ないです。となりにあるベイクドビーンも大量で、僕の好物ルートビアも進むってもんです。
食事の後はガスタウンの歴史を簡単に教えてもらい、写真を撮ったりして往時をしのびました。
チャイナタウン見学
次の日の朝は早起きしたので、まだ6時前でしたがチャイナタウンを見学しに行くことにしました。ホテル近辺からバスを2つ乗り継ぎます。

チャイナタウンといえば定番の「門」
僕は基本的に、訪問した土地にチャイナタウンがあれば優先的に行くようにしています。各地それぞれチャイナタウンの成り立ちは違うのですが、街のどの辺にチャイナタウンが存在するかとか、そこにあるお店の雰囲気(何料理の店か、地元系か大陸系かそれとも香港台湾系かetc)を見るだけで、なんとなくその街にある中華系コミュニティの顔が見えてくるからです。

これまた定番の中山先生の銅像
朝のバンクーバーは結構冷えるのですが、バスでそこそこ温まった身体には程よい温度かも知れません。朝の散歩はこんなところで終わり。
そして、次の日の朝はバンクーバーの市街地のはずれにあるスタンレーパークに行きました。当日フライトがある朝でしたが、結構気持ちよく散歩でき、街の風景も遠くから眺めることが出来てそれなりに良かったです。

スタンレーパークからの眺望。天気が良ければなあ。。
以上、やや熱意に欠ける北米出張の記録でした。
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https://schliemann.tokyo/trip-to-mnp-and-omaha/
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